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2012年01月19日

一、九地の下にかくれ 九天の上に動く

孫子曰く、昔の善く戦う者は、まず勝つべからざるをなして、もって敵の勝つべきを待つ。
勝つべからざるは己れに在るも、勝つべきは敵に在り。
故に善く戦う者は、よく勝つべからざるをなすも、敵をして必ず勝つべからしむることあたわず。
故に曰く、勝は知るべし、而して為すべからずと。

勝つべからざるは守ればなり。勝つべきは攻むればなり。
守はすなわち足らざればなり。攻むるはすなわち余りあればなり。
善く守る者は九地の下にかくれ、善く攻むる者は九天の上に動く。
故によく自ら保ちて勝を全うするなり。


古来より、戦の上手い者は、相手に付け入る隙を与えず、敵を攻めるべき時を待つ。
敵の勝てない状態はこちらでどうにかできるが、敵が勝てる状態になるのは敵による。
戦上手は我が方が負けない状況を作り出せても、敵に対して勝つことの出来る状態に操作することは難しい。
だから、「勝つことは予測できても、行うことは難しい」というのだ。

敵に勝つことのできない場合は守備。勝てる時には攻撃する。
守備をするのは兵力が不足しているからであり、攻撃するのは十分すぎる状態だからである。
古来より守備の得意な者は、地形や地勢を利用して隠れ、攻撃を得意とするものは、天の時を見極め正しく攻めこむ。
したがって、被害を受けずに勝ちを得るのである。


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